紅葉狩　もみじがり

余五将軍、平維茂（たいらのこれもち）が、狩のため信州戸隠山を通りかかると、女性たちの紅葉狩りの酒宴に出会う。艶麗な女性に呼び止められ、酒を勧められ舞いを見るうちに酔い臥してしまう。すると女たちの様子が変わり山中へ姿を消してしまう。維茂は夢の中で、石清水八幡の末社武内の神のお告げで、女たちの正体が鬼であることを知る。目を覚ますと神刀が置かれていて、その神刀を構え持つと女たちがとりどりの化生の姿であらわれ、維茂と戦う。維茂は神刀の力により鬼女たちを退治するという話。

上の写真は、女が平維茂の前で舞いを踊っている場面。

下の写真は、鬼女たちの登場の場面。

シテ（女　実は鬼女）　金春安明
ワキ（維茂）　　　　　鏑木岑男
1996年8月16日登録
富士見高原・ペンション・ラクーン
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