諏訪湖の名物は？と聞かれて「うなぎ」がすぐ思い浮かぶ方は少ないはず。実は、上諏訪から下諏訪、岡谷にかけてはうなぎの美味しい店として知られる店がとても多いのです。知らなかった方々に、こっそりラクーンが美味しいうなぎ屋をお教えします。
岡谷市から天竜川に沿って走る県道を辰野町方面に進んで行くと右手にあります。その名は「観光荘」。名前だけ聞くと「観光客」用のうなぎ屋か？と思い違いをしてしまいそうな、ネーミングですが、パンフレットを見て納得！！パンフレットに寄ると、、、「観光荘は辰野町のほたるの名所の近くに位置し、昔からそのきれいな水辺に源氏蛍が生息していました。観光荘の名は、蛍の光を見る荘（やかた）ということでついた名称です。」、、、ということで、思わずその光景を頭に描きたくなってしまうような、良い名前なんだな〜と感心してしまいました。
長い前置きはさておき、観光荘のうなぎのおいしさの秘密は、なんと言っても炭火で焼いたうなぎの舌触りと40年の歴史のあるタレでしょう。炭火焼きのうなぎは今や”当然”みないなところがあるので、驚くまでもありませんが、観光荘の食べた時の舌触りは、「表面はカリッとしていて、中身はふっくら」、私が今まで美味しいと思っていたうなぎ屋のものとは全く違うものでした。タレは、少し甘めですが、山椒を振り掛けたときに絶妙なバランスをかもし出していると思います。気になるお値段ですが、、、うな重 松2300円、竹1900円（松は3切れ、竹は2切れ）、辛〜いうな重2200円、上蒲焼き定食3900円、蒲焼き定食2700円、やなまぶし焼き1500円など、とても多いメニューなのでどれを食べようか悩んでしまいます。
さてさて、今回私がおすすめしたいのは、「やなまぶし焼き1500円」。観光荘の御主人が考案したというこの「やなまぶし」は、うなぎに刻んだネギをのせて、わさびをまぜた甘めのタレをつけて食べるというもので、ワサビの辛さと甘めのタレ、カリッとしたうなぎ、今思い出しても間違いなく「美味しかった！！」です。ちょっとお値段の方が高めですが、ここでしか食べられないものなので是非ご賞味ください。ちなみにこれだけ頼んでもごはんは付きません。。。いろいろ食べたいと言う方には、「二色御膳2300円」がおすすめ。「辛〜いうな丼」と「やなまぶし」が両方楽しめます。
観光荘
岡谷市川岸東5-18-14
TEL0266-22-2041
営業時間 11時30分〜14時15分
16時15分〜20時
定休日 水曜日
