特別史跡　尖石遺跡

尖石遺跡は、八ヶ岳西山麓1070mの台地にあって、約5000年前の代表的な遺跡です。台地の南斜面に縄文時代に石斧を研いだあとのある「尖石さま（とがりいし）」と呼ばれる巨石があり、遺跡 の名前はこれに由来します。

昭和14年から3年間発掘調査が行われ、多くの豪華な遺跡とともに 100近い住居あとが発掘されました。まだ多数の遺構が残っていると考えられ、集落研究の上でも価値が高く、「特別史跡」に指定されています。

特に有名なのが国宝にも指定されている「縄文のビーナス」。このほか、茅野市内の縄文時代を中心とした遺物数1000点を収蔵し、中部高地における縄文中期の文化のすばらしさを見せてくれます。

考古館の横には復元住居があり、実際に中に入って縄文時代の家を体験することが出来ます。また、館内には体験学習コーナーなども設置されていて、子供から大人まで楽しめるようになっています。縄文文化に興味がある方、子供さん連れにはおすすめの場所です。

尖石遺跡への行き方はこちらをご覧ください。

尖石縄文考古館

長野県茅野市豊平４７３４-１８２

TEL　０２６６-７６-２２７０（代）