富士見町 高森観音堂のしだれ桜

JR信濃境駅近くの高森という場所にある「観音堂のしだれ桜」は、標高が970mほどと高いため、八ケ岳周辺の桜の中でもかなり遅く見ごろとなる桜です。樹齢250年と言われるしだれ桜は富士見町の天然記念物に指定されています。

古いお堂と桜は、昔ながらの景色を見せてくれます。高森の路地裏は、茅葺きの屋根の家などがあり、昔風な景色を見せてくれます。ここは観光客はあまり来ないため、穴場的な存在だと思います。道路から見つけることも出来ない路地を入ったところなので、知らないと見る事が出来ない桜です。

見頃は4月中旬から下旬

桜の満開の時期には、お堂の戸も開けられて、中が見られるようになっている事もあります。

下の写真の桜は、信濃境駅からペンションに向かう場合に左手に見えるしだれ桜です。弘法堂のしだれ桜からは歩いて約3分ほど。こちらの桜の方が道からも見えるので、知っている方も多いのでは?

数年前にテレビ東京系で1999年7月14日~9月15日に放送された、「田舎で暮らそうよ」でたびたび登場しました。場所を選べば、桜と南アルプスの甲斐駒ケ岳を一緒に写真に収める事が出来ます。

高森観音堂のしだれ桜 データ

  • 長野県諏訪郡富士見町境高森
  • マップ
2014年7月31日 更新