イングリッシュローズについて
イギリスのデビッド・オースチン氏は、オールドローズとモダンローズの組み合わせで、オールドローズの特徴を持ち、四季咲き性の品種を作り出そうと考え、試行錯誤の上誕生したのが初のイングリッシュローズ「コンスタンス・スプライ」です。「コンスタンス・スプライ」は、一季咲きでしたが、約10年後には四季咲きのイングリッシュローズが作出され、その後は四季咲き性、耐病性を高め、進化を続けています。毎年、数種類の新品種が発表され、人々を魅了し続けています。
ラクーンのお庭には、現在、61種類81株のイングリッシュローズが植えられています。
アブラハム・ダービー
Abraham Darby
作出年 1985年 開花性 四季咲き
香 り フルーツ香
花 形 ディープカップ
花 径 10~12cm
樹 高 1.5m 株張り 1.2m
ラクーンでは日当りの悪い場所で育てているため、あまり大きくならないが、大きな花をつけ病気にも強い。
アランティッチ・マーシュ
Alan Tichmarsh
作出年 2005年 開花性 返り咲き
花 形 カップ咲き
香 り オールドローズ香
花 径 8〜10cm
樹 高 1.0m 株張り 1.2m
とても多くの花弁を持ち、しなやかに伸びる枝は弓なりに広がる。病気にも強く育てやすい種類。
ジ・アレンウィック・ローズ
The Alnwick Rose
作出年 2001年 開花性 完全四季咲き
花 形 カップ咲き〜ロゼット咲きに変化
香 り オールドローズ香
花 径 10cm
樹 高 1.2m 株張り 1.0m
直立して伸びる枝は強いので、花は上を向いて開花する。樹勢もとても強いが、多少、黒星病が出ることがある。
アンブリッジ・ローズ
Ambridge Rose
作出年 1990年 開花性 四季咲き
花 形 カップ咲き〜ロゼット咲きに変化
香 り ミルラ香
花 径 8cm
樹 高 1.3m 株張り 1.0m
2012年5月8日追加購入 アルシス・ローズにて
2株
とても花付きが良く、次々と花をつけるが黒星病で葉を落とす場合がある。比較的低めの樹高。強いミルラの香り。
アン・ブリン
Anne Boleyn
作出年 1999年 開花性 四季咲き
花 形 ロゼット咲き
香 り ティ香
花 径 8cm
樹 高 0.8m 株張り 1.0m
2株
横に弓なりに広がる育ち方をする。花付きが良く、繰り返し次々と花をつける。
ウィズリー2008
Wisley 2008
作出年 2008年 開花性 四季咲き〜返り咲き
花 形 カップ咲き〜ロゼット咲きに変化
香 り フルーツ香
花 径 7cm
樹 高 1.0m 株張り 1.0m
2011年年末に購入 アルシス・ローズにて
ウィリアム・アンド・キャサリン
William and Catherine
作出年 2011年 開花性 四季咲き
花 形 シャローカップ
香 り ミルラ香
花 径 8cm
樹 高 1.2m 株張り 0.9m
2012年5月8日追加購入 アルシス・ローズにて
ウィリアム・シェイクスピア2000
William Shakespeare 2000
作出年 2000年 開花性 完全四季咲き
花 形 カップ咲き〜ロゼット咲きに変化
香 り フルーツ香
花 径 10cm
樹 高 1.3m 株張り 1.3m
ウィンダーメア
Windermere
作出年 2006年 開花性 四季咲き
花 形 カップ咲き〜ロゼット咲きに変化
香 り フルーツ香
花 径 8cm
樹 高 1.2m 株張り 0.8m
2012年6月追加購入 バラの家にて
エル・ディ・ブレスウェイト
L. D. Braithwaite
作出年 1988年 開花性 四季咲き
花 形 カップ咲き〜ロゼット咲きに変化
香 り オールドローズ香
花 径 10cm
樹 高 1.3m 株張り 1.5m
2株
とても綺麗な大きな花をつけ、庭でも取り分け目立つバラ。黒星病に弱い気がする。
オセロ
Othello
作出年 1986年 開花性 四季咲き
花 形 カップ咲き
香 り オールドローズ香
花 径 10 cm
樹 高 1.2m 株張り 1.0m
2株
非常に樹勢が強く、シュートが2m以上に伸びる事がある。こちらも黒星病に注意が必要。