ペンション・ラクーン ロゴ

2003年 5年ぶりの諏訪湖の御神渡り

2002年12月末、諏訪湖は例年よりも早く湖の一部が凍り始めました。1月に入って溶けたり凍ったりを繰り返しながら、小規模の氷のせり上がりが見られるようになってから約1週間後の1月17日、「御神渡り」が確認されました。これは1998年から5年ぶり。前々回が1991年なので、この12年間でも2回しか確認されていない珍しい現象です。以前は毎年見られていた様ですが、このところの暖冬傾向でなかなかお目にかかれないものです。昨年も数年前もあと一歩といわれた年があり、氷のせり上がりは見られる年もありましたが、正式な御神渡りは、諏訪市の八剣神社の宮司さんが認めて、拝観式を行ってはじめて御神渡りがあったということになります。

御神渡り(おみわたり)は、諏訪大社上社の男神が下社の女神に会いに行くための道であるとも伝えられいて、17日の朝から、八剣神社の宮坂清宮司ほか総代8名は、諏訪湖をまわり、上社の男神がどこで湖面におりて、諏訪湖のどこを渡って、どこから上陸したのかを調べた。

上の地図が2003年1月17日の御神渡りの模式図。確認された御神渡りは合計3本。1本は上社側の諏訪市舟渡川河口から蛇行しながら下諏訪町の東赤砂へ至るもの。2本目は島崎川河口から下諏訪町高浜へ至るもの。もう1本は岡谷市湊から下諏訪町東高木に至るもの。氷の厚さは約10cm。氷が割れてせり上がった部分はは高いところでも50cmと小振り。

19日朝には八剣神社の宮坂清宮司によって拝観式が行われ、1683年から伝わるとされる御神渡りの記録を記した「御渡帳」と照合して今年を占った。今年は、「天候不順で水が心配。農作物は平年並だが、経済は不安定感あり。政治は不安定で混迷がつづく。」との占いとのこと。このところ渡っていなかった神様が諏訪湖を渡った事自体、明るい兆しなのでは?と話していた。

[2008年の御神渡り] [2006年の御神渡り] [2004年の御神渡り]
[2003年の御神渡り] [1998年の御神渡り]


2008年 12月 3日 (水)更新

信州八ヶ岳 富士見高原・ペンション・ラクーン
〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町境10315-7
TEL 0266-66-3166 FAX 0266-66-3181
ご予約専用メール reservation@pension-raccoon.com

このページは信州八ヶ岳・富士見高原ペンション・ラクーンのご宿泊のご案内および周辺を案内するために作ったページです。お店などへのお問い合わせ、ご予約は直接お願いいたします。上記の予約はペンションのご予約のメールアドレスです。くれぐれもお間違えの無いようにお願いいたします。宿泊に関するお問い合わせは、ペンション・ラクーン(TEL 0266-66-3166)または、 staff@pension-raccoon.comまでお願いします。